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せっかくの昼寝を・・・2009-06-12(Fri)


和名:テングチョウ(本土産亜種)
学名:Libythea celtis celtoides 英名:Nettle-tree Butterfly
東京都小金井市東町/2009.06.07
Olympus E-3//ZuikoDigital ED50-200mmF2.8-3.5

国内産の蝶で特に長命として知られているのが、ヤマキチョウ、スジボソヤマキチョウ、ヒオドシチョウとこのテングチョウの4種類。どれも前翅の先が尖っているのは偶然としても、共通して年に1回しか発生せず、(1)初夏に羽化、(2)気温の高い夏を夏眠して過ごす、(3)秋に活動した後に冬眠して越冬する、(4)春に交尾・産卵をして寿命を迎える、と言う良く似た生活環を持っている。3月から11月までのべつ幕なしに羽化する(一説によれば年7回発生すると言われる)モンシロチョウなどは、羽化すると10日前後しか生きられないのに対し、これらの蝶は羽化して約10~11ヶ月もの長期間にわたって生き続けると言うわけである。
むろんこの長命の秘訣は、夏と冬の2回にわたる休眠にあって、彼らが特にタフさを誇って居るわけではない。言うなれば、彼らは成虫としての生活の大半の時期、それも体力を消耗しがちな夏と冬の両方の季節を寝飛ばすことで体力を温存し、他の蝶には到底真似ができないような長命を保っていることになる。

上の画像は6月初旬の日曜日に出会った、川沿いの土手の草にじっと止まっていたテングチョウ。最初は枯葉か何かが引っかかっているのかと思ったのだが、近寄ってみると羽化からさほど時間を経ていないと思われる新鮮な個体だった。普段はかなり人の気配に敏感なのに、素手で捕まえようとした長男の手が触れる寸前までじっとしていたところを見ると、真夏を思わせる陽気に半分休眠に近い状態になっていたのかも知れない。長男はかなり残念そうだったのだが、この個体の身になって思えば、命を保つ貴重な「昼寝」を邪魔されて、さぞ腹立たしかったことだろう。
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Comments(2) | Trackback(0) | テングチョウ

大器晩成型 « home » AB型の彼女

Comment

テングの雰囲気が良く出ている写真ですね。
テングチョウは、よく見かける、ということもあって、なかなか被写体として選ばないことが多いですが、接近してみると、結構面白い形をしていますよね。

2009-06-12 09:03 | URL | べにしじみこむ [ 編集]

#べにしじみこむさん
もうちょっと前翅と後翅をずらしてくれれば、朱色の紋様が解って有り難かったんですが、かなり熟睡していたようです。
テングチョウ、本当に不思議な形ですね。化石からも見つかっている古い蝶でありながら、蝶としてはかなり進化した種だと言う話を聞いたことがあります。

2009-06-12 23:05 | URL | 越渓 [ 編集]

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