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psyche-graphica蝶の世界の落とし穴

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蝶の世界の落とし穴2009-08-05(Wed)


和名:ヘリグロチャバネセセリヒメキマダラセセリ(2011.08.23訂正)
学名:Thymelicus sylvaticusOchlodes ochraceus ochraceus 英名:Sylvaticus SkipperThe Ocracea Skipper
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢/2009.07.04
Olympus E-3//ZuikoDigital ED50-200mmF2.8-3.5

蝶の世界にハマって暫く経つと、目にした蝶がどの種類かの見分けが容易に付かない、「落とし穴」があちこちに仕掛けられていることに気が付く。まだまだノービスの域を出ない私でさえ、ぱっと思いつくままに挙げると、以下のような「落とし穴」を挙げることができる。
(1)スジグロ・ヤマトスジグロ・エゾスジグロの筋黒3兄弟、(2)翅裏が明褐色に白線が入るゼフィルス連合、(3)サト・ヤマの双子のキマダラヒカゲ、(4)ヒョウモン一族、(5)セセリ会系チャバネ一家、(6)ヒメ・アサマ・ミヤマ等のヒメシジミ姉妹、(7)ヒメジャノメとコジャノメの縦筋蛇の目兄弟、(8)ヒメコモン・リュウキュウ等のアサギマダラの妹たち・・・
これらに負けず劣らず厄介なのが、スジグロ・ヘリグロ・コキマダラ・ヒメキマダラ・アカ等の小型のセセリ類で、夏場の浅間高原はこれらの生息域が重なっているのと、いずれも小っちゃくて特徴が見えにくいだけに、何がなんだか解らないという状況に陥ってしまう。無論、撮影しながら種の同定を図る等と言った上級技は私には不可能である。

上の写真は、義弟の山荘の庭で出会ったセセリの仲間。都会にも居るキマダラセセリに似ているが、一回り以上小型で明らかに違う。とりあえず故・白水隆氏編の「日本産蝶類標準図鑑」と、藤岡知夫氏著「原色原寸検索図鑑日本の蝶」と首っ引きで同定を試みたものの、「これだ!」と確信が持てるに至らず、やむを得ずmixiの蝶コミュに人相書きを流して、ようやくヘリグロチャバネセセリであることが判明した次第。まあ、それはそれで良かったのだが―――問題は、昨年同じ場所で見かけ、ヘリグロチャバネセセリとしていた個体が、実は誤同定だったことが発覚したこと。どうも触覚先端の形が違う(ヘリグロだと棍棒型なのに、筆先型をしている)のでおかしいぞ、と思って改めて調べて見たら、どうやらヒメキマダラセセリだったようである。1年近くもの間、間違った情報を垂れ流し続けるとは、私の蝶の知識も底が知れるというわけだが、今回訂正させていただいたのでどうかお許しいただきたい。
もし、訂正以前に私の記事を同定に利用された方がいらっしゃれば(居ないと思うが)、この機会に深くお詫び申し上げたいと思う。

2011.08.23追記 YODA様のご指摘により、ヒメキマダラセセリ♂であることが判明致しましたので、修正させていただきました。YODA様、ありがとうございます。
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Comments(5) | Trackback(0) | ヒメキマダラセセリ

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Comment

スジグロ、ヘリグロ共に混生しているようで毎年我が家にも飛んできますが、あまりにも似ているので同定に困るのが現状です。
同定誤りでヒメキマダラとされた様ですが、私はスジグロのメスだと思います。
理由は前翅の外縁の形状の特徴や、前翅4室にまで暗褐色が及んでいることです。
ヘリグロとスジグロの相違点として4室の違いを指摘する文献を見たことからそう判断しました。

2009-08-05 07:55 | URL | 田舎 太郎 [ 編集]

種の同定は確かに難しいですよね。私はアゲハとキアゲハ、オナガアゲハとジャコウアゲハの区別さえ、未だに不安です。

2009-08-05 09:17 | URL | べにしじみこむ [ 編集]

#田舎太郎さん
前翅外縁と第4室ですか!慌てて日本産蝶類標準図鑑を見直したら、確かにおっしゃる通りのような・・・確かに、スジグロも筆先型の触角のように見えますね。
うーん、ちょっと複雑骨折してしまったかも知れません(汗)。折を見てこっそり訂正しましょうか(笑)。

#べにしじみこむさん
実はこの他にも、同定で悩ましいのがありまして。それについては後日と言うことで・・・。


2009-08-06 00:52 | URL | 越渓 [ 編集]

まずは、このページの個体が、ヒメキマダラセセリ♂雄ですね。
このように、ヘリと明色部分がクッキリ分かれるのがヒメキの特徴です。
前翅中室下の♂雄性標の濃さもそうでしょうか。

リンクで示される蝶は、まさに田舎太郎さんの御指摘どおりに、
スジグロ♀雌です。
この辺、最初は難しいですが、多く見慣れてくるとじわじわと区別がつくようになりますよ。

2011-08-20 03:11 | URL | YODA [ 編集]

#YODAさん
ああ、複雑骨折が更に酷いことに(苦笑)。
ご指摘痛み入ります。早速訂正させていただきます。
それにしても、このあたりのセセリの仲間は鬼門です・・・。

2011-08-23 00:34 | URL | 越渓 [ 編集]

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写真趣味の一部のはずが、いつのまにやら蝶撮りにハマった2児のパパ。
基本的にリンクフリーですが、寂しいので一応お知らせいただけると、管理人がとても喜びます。

なお、psyche(プシュケー)とは、ギリシャ語で「魂」「心」と同時に「蝶」の意味があります。

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