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psyche-graphica優しげな「雨姫」

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優しげな「雨姫」2009-09-14(Mon)


和名:ヒメキマダラヒカゲ
学名:Harima callipteris 英名:Small Labyrinth
群馬県吾妻郡嬬恋村鹿沢/2009.7.19
Olympus E-3//ZuikoDigital ED50-200mmF2.8-3.5

国産のジャノメチョウの仲間と言うのは、どれも色彩が地味な上に、眼状紋が気持ち悪いと嫌がられがちで、蝶好き以外にはその美しさがなかなか理解されにくい。海外に行けば美麗種も結構いるのだが(中には中南米に棲息するスカシジャノメの仲間のように、芸術品に近いのも居る)、なぜか日本のジャノメは総じて一般受けが宜しくない。かく言う私も小さい頃はジャノメが嫌いだったわけで、偉そうなことを言えた義理ではないものの、蝶のことを知れば知るほど、この蝶の仲間の美しさが理解されにくいのが残念に感じられる。

そんな中でこのヒメキマダラヒカゲは、前翅の翅頂部がすらりとしていてスマートに見えるのと、翅裏の紋様がどこか優しげな雰囲気で、わが国のジャノメ界の中では最も優雅なものの一つと言って良いように思う。もちろん上の写真のように開翅しているところは地味なことこの上ないが、それでも翅表が黒や褐色に塗りつぶされたようなのが多いこの蝶の仲間としては、なかなかの美人さんである

ちなみにこの蝶、クロヒカゲと並んで、雨の日にも見ることができる全天候型。私がこの蝶に会ったのは過去5回ほどなのだが、いずれも雨の日である。そんなわけで、私の中ではこの優しげな姿の蝶は雨の印象と分かちがたく結びついていて、その和名から、子供の頃に読んだ19世紀のドイツ・ロマン派作家、テオドール・シュトルム(Hans Theodor Woldsen Storm/1817 -1888)の童話「雨姫」をイメージさせる存在だったりする。
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Author:越渓
写真趣味の一部のはずが、いつのまにやら蝶撮りにハマった2児のパパ。
基本的にリンクフリーですが、寂しいので一応お知らせいただけると、管理人がとても喜びます。

なお、psyche(プシュケー)とは、ギリシャ語で「魂」「心」と同時に「蝶」の意味があります。

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