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psyche-graphica南侵を阻止したもの

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南侵を阻止したもの2010-10-19(Tue)


和名:オオモンシロチョウ 特記事項:第三者による写真提供
学名:Pieris brassicae 英名:Large white
ハンガリー共和国ブダペスト市/2010.08.29
Ricoh R8

予め申し上げておきたいのが、この写真は私が撮ったものではない、と言うこと。私の蝶好きを知る会社の同僚が、海外旅行先のハンガリーでわざわざ撮ったのを、お土産で頂戴したものである。
この蝶、オオモンシロチョウと言い、日本のモンシロチョウを一回り大きくしたような姿をしている。欧州ではごく一般的な蝶なのだが、日本では90年代後半に沿海州から北海道に侵入し、そのまま定着してしまった外来種である。当初は食草が重なるモンシロチョウを駆逐し、一気に生息域を拡大するのではないかと懸念されていたが、幼虫が湿度と農薬に弱いこともあって、現在では青森県で侵攻ラインが停止したまま膠着状態が続いているようである。

少々皮肉に感じられるのが、この蝶の南下を食い止めた主要要因の一つが農薬であると言うこと。この蝶が北海道に飛来したのも、ソ連崩壊に伴う経済の混乱より沿海州への農薬供給が滞った結果、大発生により生息密度が急激に高まったからとも言われている。青森においても山間地や家庭菜園でこの蝶の幼虫が発見され、平地での大規模栽培地で見られないのは、農薬使用の有無によるものと推測されているそうである。
今では農薬はすっかり悪者扱いされているが(ちなみに、個人的には農薬を一方的に悪玉と考えるのには反対の立場である)、仮に有機農法のみで我が国の食料生産を補えるような状況下なら、今頃は恐らく関東でもこの蝶の姿が見られていた可能性がある。その意味では、何が幸いするか解らないと言うことなのかも知れない。
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Author:越渓
写真趣味の一部のはずが、いつのまにやら蝶撮りにハマった2児のパパ。
基本的にリンクフリーですが、寂しいので一応お知らせいただけると、管理人がとても喜びます。

なお、psyche(プシュケー)とは、ギリシャ語で「魂」「心」と同時に「蝶」の意味があります。

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