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psyche-graphica森林帯を抜けて

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森林帯を抜けて2011-07-24(Sun)


和名:コヒョウモンモドキ
学名:Melitaea ambigua 英名: The Ambigua Fritillary
長野県東御市/2011.07.16
Olympus E-5//ZuikoGigital ED50-200mmF2.8-3.5

森林帯を抜けると、夏の陽射しを遮るものが全て無くなり、頭上から圧力を感じるほどの陽光が降り注いだ。空はどこまでも蒼く、浅間連峰の西端に位置する尾根からの眺めも素晴らしいのに、足場の悪い登山道ではつい足元ばかりを見てしまい、きつい陽射しに首筋がちりちりと灼けるようである。
森の中では無数のクロヒカゲやヒメキマダラヒカゲが登山の道連れになってくれたが、彼女らも流石にここまでは登ってこない。代わりに登山道で出迎えてくれたのがこのコヒョウモンモドキ。「モドキ」の名が付けられているものの、モンシロチョウよりも小ぶりな、ミニサイズのヒョウモンチョウである。
他のヒョウモンが、その名の示すとおり概ね橙色地に黒点を散らしたような、所謂「豹柄」であるのに対し、この蝶の場合は寧ろ黒筋を基調としたデザインなのと、他種より遙かに小さいそのサイズで、見た目の雰囲気にはどちらかと言えばサカハチチョウの春型に近いものがあるような気がしないでもない。
この蝶も、かつては夏の高原では当たり前のように見られたようだが、食草のクガイソウの減少により、今や長野・岐阜両県では準絶滅危惧、群馬・山梨では絶滅危惧II類、富山・新潟では絶滅危惧I類、そして埼玉・栃木ではついに絶滅したと言われる希少な蝶になってしまった。ここ烏帽子岳でも、天候にさえ恵まれれば確実に見ることはできるが、さほど個体数が多いわけではないとも聞く。まことに寂しいことである。
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Author:越渓
写真趣味の一部のはずが、いつのまにやら蝶撮りにハマった2児のパパ。
基本的にリンクフリーですが、寂しいので一応お知らせいただけると、管理人がとても喜びます。

なお、psyche(プシュケー)とは、ギリシャ語で「魂」「心」と同時に「蝶」の意味があります。

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